原料・鉄鋼貿易版 Topics < 鉄鋼貿易 > Home
HOME >> Topics 一覧 >> February, 2005 >> 14 (Mon)
◇POSCOの鋼材値上げ時期に関心集まる
  韓国では今週から旧正月が明け平常業務に復帰するが、POSCOが各種鋼材の値上げに早期に踏み切るかに高炉各社の関心が集まっている。

  日本の韓国向けホットコイルが4月積みでFOB600ドルと50ドル値上がりするために、同国の冷延単圧ミルのうちユニオン・スチールと東部製鋼は2月14日出荷分から冷延および亜鉛メッキ鋼板、電気亜鉛メッキ鋼板、それに酸洗鋼板60,000〜75,000ウオン(58ドル〜73ドル)の値上げに踏み切り、ホットの値上がり分を製品に価格転嫁している。現代ハイスコは旧正前では値上げを打出していないが今週早々にも先行2社並みの値上げを打出すものとみられる。

  今回の値上げによって単圧ミルの冷延価格はトン74万5,000ウオンとなり、ポスコのそれと比べると10万5,000ウオン(102ドル)もの差がつくことになる。これほどの差が生じると単圧の冷延が国内でPOSCOと競争できるはずがない。

  単圧各社としてもPOSCOの大幅な値上げを前提にして今回の値上げに踏み切ったものとみられる。それだけにPOSCOが何時値上げに踏み切るのかが注目される。

  日本ミルとしてもPOSCOの国内向け価格と同国向け輸出価格との差が現在以上広がらないようにしたい考えであり、来期はPOSCOの値上げ幅をみてからオファーを検討する姿勢をみせている。
last modified : Thu 17 Feb, 2005 [11:51]
Copyright (C) 2004 The TEX Report Ltd. All Rights Reserved.