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HOME >> Topics 一覧 >> June, 2007 >> 08 (Fri)
◇中国向け無方向性電磁、来期も30〜40ドル上げ
中国向け来期(7〜9月)積み無方向性電磁鋼板商談は今月下旬から始まる見通しであるが、日本ミル各社は来期も値上げに動く方向で現状では30〜40ドルの値上げ提示するものとみられる。この水準が通るならばC&F730〜740ドル台となる。

無方向性電磁鋼板の需要は来期がクリスマスに向けたEIコアの最盛期となるためにすでに引き合いは活発に寄せられてきている。また、通常ならば下火になるはずのエアコンなどモーター用需要が今夏が欧州、中国国内などで猛暑と伝えられているために需要期が伸びており、そのために無方向性電磁に対する需要もピーク時がズレ込み来期半ばまでは続く可能性があると見られている。こうした要素も加わり、例年以上に引き合いは強いとミル側では受け止めている。

こうしたことから日本ミル各社は来期商談でも値上げを打ち出す方向である。オファー価格はまだ固まっていないものの、30〜40ドルアップとする姿勢を覗かせている。今期は当初、30〜40ドルアップとしていたが、宝山鋼鉄が大幅な値上げを打ち出したことから日本ミルもこれに追随し100ドル近い値上げ提示となり、70ドルアップで合意している。

なお、来期の無方向性電磁鋼板価格はすでに宝山鋼鉄が来期価格を発表しそのなかで無方向性電磁のハイグレード品を据え置いたが、ミドル・ローグレード品については今期比100〜150元(13〜19ドル)の値上げを実施、武漢鋼鉄は横ばい(方向性は値上げ)を打ち出している。宝山鋼鉄は底上げを図ったものとみられ、上げ基調は変わらない。台湾のCSCも来期は値上げを打ち出している。
last modified : Wed 13 Jun, 2007 [10:33]
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