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HOME >> Topics 一覧 >> June, 2007 >> 13 (Wed)
◇中国向けコンテナ用ホット、一転して1万トン成約
関係筋によれば、中国向けコンテナ用ホットコイル商談が一転して7月積みとして現行比20ドルアップで10,000トンが最大手のコンテナメーカーと成約した。最大手が値上げを受けれたことによって値下げを要求している中小のコンテナ企業の動きが注目されるところである。

来期積み中国向けコンテナ用ホットコイル商談は最大手が1〜6月期で20フィートコンテナを90万個(能力年産130万個)生産したといわれ、その大半が在庫として山積みされた状態となっている。日本の複数の大手海運企業が今年の物流の増大を予想して大量発注したが、まだ引き取りに動いていないためといわれている。

こうした大量のコンテナ在庫を抱えているために来期のコンテナ用ホット商談の成約は見込み薄とみて高炉各社は早々に交渉を中断していた。

しかし、中国側は大量在庫にも関わらず急きょ7月積みで10,000トンの注文を入れてきたものである。コンテナメーカーのなかでは先に大手1社が成約(価格は20ドルアップ)していただけに大手2社がホットを値上げで決めたことになる。中国の中小コンテナ各社は中国内のホット市況が軟化しており、国内ミルからの調達では値下げで購入する方針を固めている。このため、日本ミルに対しても値下げを要請してきていた。だが、大手のコンテナが値上げを受け入れたことでコンテナ用ホット価格が値上がりの方向に動くか注目される。

なお、在庫を大量に抱えているにも関わらず新規のホットをなぜ調達したのかその理由は今のところ不明である。
last modified : Tue 19 Jun, 2007 [10:17]
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