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◇来期の亜鉛メッキ商談、GIは横ばい
来期(7〜9月)積み亜鉛メッキ鋼板商談は溶融亜鉛メッキ鋼板が今期の横ばい、電気亜鉛メッキ鋼板は若干上げの方向で成約が進んでいる。

溶融亜鉛メッキ鋼板(GI)市況は中国では下げ続けており、大手ミルも国内向けGIを7月積みでは据え置いているが先週も30元(4ドル弱)下がったという。過当競争が背景にあり、値上がりする兆候はみられない。

しかし、中国を除けば来期もいまのところGIは堅調である。中近東でみると日本ミルはFOB820ドルで成約しており、今期の横ばい。オファーは各社まちまちであるが、20〜30ドルアップを唱えつつ据え置き回答が顧客から出れば契約に踏み切っているのが現状。韓国ミルは亜鉛の値上がりのために厚手(1ミリ以上)のGIに特化して商談を行っており、同750ドル中心でこれも横ばいだ。中国ミルも中近東で活発に商談を展開しているが、いまのところ中国ブランドは浸透していない様子で成約に至るケースは少ないようだ。価格は同700ドル中心とされる。台湾ミルはカラー用に絞っているといわれる。

電気亜鉛メッキ鋼板(EG)は依然需要は堅調である。台湾向けはFOB760〜780ドルで成約が進んでおり、今期に比べ若干ながら値上がりしているとされる。これまでEGは毎期20〜30ドルと値上げが続いていたが、ここにきて流石に値上げ疲れの感が生じている。このため、各ミルとも従来のような大幅値上げを避けているが、値上げ傾向が維持されれば契約に踏み切っており、値上がり幅は5ドル程度とみられる。
last modified : Thu 21 Jun, 2007 [10:37]
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