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HOME >> Topics 一覧 >> June, 2007 >> 19 (Tue)
◇下期ローモ横ばい、ブリキは若干の上げに
今年下期(7〜12月)積みローモ商談は現行の横ばいで決まり始めている。遠隔地のコロンビアなども横ばいで成約、アジアでもタイなどが据え置きで決着した模様。ブリキは7〜9月積みが対象であるが、10〜15ドル値上がりで決まったケースがでている。

アジアのブリキ需要は韓国のPOSCOと豪州のブルースコープが生産を中止しているためにタイトである。このため、日本ミル各社は現行比10〜20ドル値上げを提示しているが、据え置きを図るためのものであり、底値にあるブリキは若干値上げを求め了解を取り付けているが、高値水準のところとは横ばいで合意しつつある。
ブリキの需要がタイトなところからローモの引き合いも強い。ただ、ブリキと製缶業者との価格転嫁が遅れているケースがあるためにローモは現行横ばいで決めている例が多い。中国はミルがブリキ価格を引き下げているためにまだローモ(中国は各期積み)は合意に至っていない。

ローモとブリキ商談はほぼ峠を越した格好だが、問題は10〜12月期に中国でブリキの能力が増大することから一時的にしろアジアのブリキ生産と需要にギャップが生じる。それだけに今から如何に後半で値崩れしないように値下げ攻勢を防ぐかブリキ各社の価格維持に工夫が必要な局面となろう。
last modified : Fri 22 Jun, 2007 [13:32]
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