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◇<TOCOM>2008年7月の市場概況
東京工業品取引所はこのほど2008年7月の取引概況についてまとめた。

<金ミニ取引の出来高倍増>
7月の本所市場は金を中心にした貴金属市場の健闘で6月の実績を上回り、全商品の出来高実績は前月比495,686枚(14.7%)増の3,859,834枚となり、2ヶ月連続で前月実績を上回った。

貴金属市場では、金が前半までは米国で再燃した金融不安から買い進まれた後、後半からは米国政府が政府系住宅金融機関への支援決定を背景に、一転して急反落するという波乱含みの展開を呈した。

このため取引は膨らみ出来高は前月比252,288枚(25.3%)増の1,249,265枚となった。金ミニ取引は7月から3限月制から6限月制に変更となったことから、取引チャンスが拡大し一段と市場人気に拍車がかかり、同396,721枚(81.3%)増の884,720枚と過去最高を更新。

銀も同10,370枚(55.2%)増の29,161枚に。また、白金は高値警戒感から世界的な景気後退で、自動車排ガス用触媒の需要が減少するとの観測から急反落局面を呈しことなどから、一般投資玉及びヘッジ玉が交錯し同61,289枚(9.9%)増の679,046枚となった。

石油市場では、史上最高値を連日にわたり更新していた原油価格に対し、米国連邦議会がファンドなどの国際商品投資を規制する動きに出たため、内外ともに様変わりの急反落局面となり、積極的な取引は控えられる結果となったことから、原油は前月比微増の65,427枚となった。ガソリン及び灯油は急激な調整局面や末端需要の減少を背景に前月実績を下回った。

また、ゴム市場では、世界的な自動車販売の不振に伴うゴム需要の減少観測や原油価格の急落になびいて、大幅な調整局面となったことから取引が控えられて、出来高は前月実績を下回った。
last modified : Mon 11 Aug, 2008 [10:45]
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