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◇武漢鋼鉄、国内向け9月積み全品種据え置く
関係筋が得た情報によれば、中国の武漢鋼鉄はこのほど、国内向け9月積み鋼材価格を発表した。これによれば、全品種を据え置く内容であった。

中国大手ミルのなかでは先に宝山鋼鉄が各需要家に9月積み鋼材価格を横ばいとすると通知しており、武漢もこれに追随したものとみられる。大手が相次いで据え置きとしたことから他のミルもこれに倣うことが予想される。

中国では8日から北京オリンピックが開催されることから会場周辺では工場が操業を中断するために鋼材の荷動きも細る。さらに自動車や家電などが伸びが鈍化しているとされ、需要も変調となっているようだ。こうしたことから鋼材市況もここ1ヶ月にわたって各鋼材が軟調で一部品種では値下がりしている。

こうした環境で各ミルは無理に値上げをせずに横ばいで流し、鋼材需要が動き出すオリンピック閉会後の10月あるいは11月から値上げに取り組むものとみられる。原料価格が上昇しているために長く据え置くことが無理な情勢であり、年末に向かって鋼材価格を引き上げるものとみられる。ただ、大幅な値上げは物価統制策に反することから小幅な値上げを繰り返すものとみられる。
last modified : Tue 12 Aug, 2008 [10:52]
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