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HOME >> Topics 一覧 >> August, 2008 >> 08 (Fri)
◇新日鉄、中国向け来期造船用厚板商談を開始
新日本製鉄はこのほど、中国の大手造船各社と来期(10〜12月)積み造船用厚板商談を開始した。オファー価格は韓国向けと同様に円建てでFOB15万円で現行比2.5万円アップである。

中国向け造船用厚板商談は従来、韓国との商談が決着した後に始まってきたが、今回はほぼ同時並行的に進められることになる。

今期の造船用厚板商談を行っていた4〜6月時点での円相場は3ヶ月平均で1ドル=103円だった。このレートで中国向け価格をドル換算すると1,213ドルである。現行のドルレートは108円中心でこれで来期のオファー価格をドル換算すると1,388ドルだ。従って、ドル換算では175ドルの値上げを求めたことになる。元高に振れている現在、中国側は商談をまとめ易い環境ともいえる。

一方の韓国大手造船各社は現代重工業が8月13日まで、大宇造船海洋が17日まで夏期休暇となっており今は中断状態だ。それぞれの企業が休暇を終え次第、商談が再開される見通しである。このため、中国の造船各社との交渉も来週後半以降から商談が本格化する見通しである。

なお、高炉他社は韓国向けと同様に中国向け造船用厚板商談でも新日鉄の交渉を静観し、決着してからそれを指標に商談入りする姿勢である。
last modified : Mon 18 Aug, 2008 [15:23]
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