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HOME >> Topics 一覧 >> August, 2008 >> 13 (Wed)
◇来期積み非日系向けNO商談,8月末開始
非日系家電向け来期(10〜12月)積み無方向性電磁鋼板商談は8月末にも始まる見通しである。今期と同様に日本ミル側は輸出余力がないことから顧客側は価格よりも量の確保を重視する商談となりそうだ。
来期商談では新日本製鉄の輸出量が注目されるところだ。今期でも少なかったうえに主力向上の八幡製鉄所のコークス炉火災から発生からの回復の見通しがまだ立たない状態である。そのためにどの程度輸出玉があるのか現状では把握てきないという。

関係筋では、各顧客は価格はオファー通りで購入するとし、その上で量を希望通り供給することを求めてきているという。このため、輸出する量があるならば今期に続き100〜200ドルの値上げは可能な環境ではある。今期では非日系向けに250〜300ドルの値上げを達成し、4〜9月では450〜500ドルもの値上げを実現している。来期も値上げが実現するとアジア向け無方向性電磁鋼板価格は来期ではFOB1,300ドル超える水準となる。

一方、年契約の方向性電磁鋼板商談はまず欧米向けを対象に来週にもスタートする。日本間で差があり、一方のミルは国、地域で異なるが現行比1,000ドル以上の値上げとし、他のミルは同1,500〜2,000ドルアップを提示する方向だ。値上げ幅に開きがあるが、タイトな状態が続いているところから1,000ドルを大幅に上回る水準で決るものとみられる。

また、今回の商談では一方のミルは従来通り年契を提案するが、他方のミルは来年も原料コストの先行きが不透明なことから半年契約を主張するものとみられる。
last modified : Wed 20 Aug, 2008 [11:25]
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