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◇中国の7月鉄鋼輸出、中東・EU向け前月比2倍増
日本鉄鋼連盟がまとめた7月における中国の鋼材輸出先で中東、欧州向けが大幅な増加となり中東向けが前月比2.0倍増、EU27向けも1.7倍増となっているのが判明した。

中国の7月鋼材輸出数量は半製品を含め724.9万トンと過去最大でしかも初の700万トン台に乗るものだった。前年同月比では9.1%増だが、前月比では43.7%、220.4万トン増と大幅な増加だったことから仕向け先が注目されていたもの。

鉄連調べによれば、7月に大幅な増加となっているのは中東向けが103.0万トンで前月比では2倍増となっている。しかし、これまで最大の輸出量だった昨年7月(664.4万トン)では108.0万トンを記録しており、それには及ばないものとなっている。また、EU27向けも116.0万トンで前月比77.3%の増加であるが、昨年同月は118.9万トンだっただけにそれよりは低いものとなっている。

米国向けも50.6万トンで初めて50万トンを上回った。前月比で58.1%増で前年月比でも39.0%増とともに大幅な増加を示している。大洋州向けも7.5万トンで前月に比べ1.47%増。しかし、昨年7月では7.7万トンでありそれよりは下回るものとなっている。中南米やアフリカなどその他地域向けは115.0万トンで前月比75.0%増で前年同月比で79.7%増と大きな伸びを見せている。

近隣国向けをみると日本向けは9.6万トンで前月比横ばい。中国の7月輸出が大きく増加しているなかで日本向けは無風だった。韓国向けは168.6万トンで前月比26.4%増。同国向けが160万トン台まで増加したのは今回が初めてである。台湾向けも17.4万トンで前月比17.7%増である。

品種別の輸出をみると、鋼塊・半製品は23.5万トンで前月比10.7倍増となり、昨年9月以来の20万トン超えとなった。棒鋼は初めて月間輸出量が100万トンを上回り110.8万トンで前月比45.6%増。線材は69.6万トンで同14.3%増、厚中板は68.0万トンで同52.5%増。

薄板類の輸出は熱延広幅帯鋼が99.1万トンで前月比76.3%増、冷延鋼板類は40.7万トンで同48.5%増、亜鉛メッキ鋼板が31.6万トンで同21.1%増、ブリキが3.7万トンで同37.0%増などとなっている。この他、鋼管は99.2万トンで同47.2%増。合金鋼鋼板類は62.0万トンで同36.3%増である。
last modified : Tue 02 Sep, 2008 [11:06]
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