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◇新日鉄、1月のH形鋼店売り引き受けをスキップ
=東京地区流通業者のH形鋼在庫量は4ヶ月超に
新日本製鉄が14日発表したときわ会調べによる08年12月末のH形鋼流通在庫によると合計で27万2300トンとなり、前月末に比べて2900トン(1.1%)減と8ヶ月ぶりに減少した。在庫が減少に転じたのはメーカーの減産強化、これに伴う特約店、商社の入庫減によるもの。ただ、建設プロジェクトの中止、延期などで出庫が振るず、結果的に在庫率が上昇、東京は4.02(4ヶ月以上)と過去に例のない在庫レベルとなっている。

H形鋼を取り巻く環境について同社は、(1)経済情勢の悪化に伴う実需の減少に加え、(2)鉄スクラップ価格が低位で推移していること、(3)電炉メーカーのH形鋼価格改定(値下げ)、(4)与信不安―――などからH形鋼は引き合い、荷動きともに低位の状態が継続している。

先行きについても同社は1-3月期の需要想定(85万トン)を下方修正する可能性があるとみている。こうしたことから1月の店売り引き受け(受注)についてもスキップを継続し、これに伴い店売分の生産をカットする方針だ。
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last modified : Tue 20 Jan, 2009 [12:25]
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