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◇FIRB、武鋼集団とCXMのプロジェクトを認可
=政府最終承認を取得しプロジェクトは具体化に向け始動
中国の武漢鋼鉄集団は4日、同社と豪州の鉱物資源探鉱会社であるセントレックス・メタルズ(CXM)社が推進していた南豪州鉄鉱床の共同開発および資本取引について審査していた豪州外資審議会(FIRB)から認可を取得したと発表した。既に9月3日に中国国家発展企画委員会の認可を取り付けており、今回、FIRBの認可を取得したことでプロジェクトは具体化に向けて始動することになる。

武鋼とセントレックス・メタルズ社は7月に、(1)武鋼集団はJV事業の持分権益60%取得に最高1億8600万豪州ドルを出資する、(2)武鋼集団はプロジェクトの探鉱・調査費用として7500万豪ドルを資金調達する、(3)セントレックスは武鋼集団を引き受け先とする1株0.25ドルで約4039.9万株の第三者割当増資を実施する。これによって武鋼集団はセントレックス・メタルズ社の戦略的株主(第二位株主)として1009万豪ドルを出資し、出資比率を15%まで引上げる―――ことで合意していた。

両社はまた、南豪州シープ・ヒルにケープサイズ船の荷役が行える大水深港の共同開発を目的に50%:50%のJVを設立することで合意している。

武漢鋼鉄集団は現在、中国第三位にランクされる製鉄グループで、傘下に柳州鋼鉄、昆明鋼鉄、鄂城鋼鉄を従え、2008年の粗鋼生産は2773万トンだった。グループはベトナムとの国境に近い広西壮族自治区の防城港に一貫製鉄所(年産1000万トン)の建設プロジェクトを推進している。

内外の鉄鉱石資源確保については最も熱心なグループで、海外では豪州、ブラジル、カンボジア、マダガスカルで資源開発、権益確保をめぐって活発な活動を展開している。
last modified : Tue 10 Nov, 2009 [09:55]
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