原料・鉄鋼貿易版 Topics < その他 > Home
HOME >> Topics 一覧 >> June, 2011 >> 10 (Fri)
◇住金鉱山、住商が米国で金・銀鉱化帯を確認
=アラスカのストーンボーイ探鉱プロジェクト
住友金属鉱山と住友商事は9日、両社の米国子会社を通じて共同実施しているストーンボーイ探鉱プロジェクトで、探鉱中のモンテクリスト地域で金・銀・アンチモンの鉱化帯の存在をボーリングによって確認したと発表した。

ストーンボーイ探鉱プロジェクトの推進対象場所は、米国アラスカ州フェアバンクス市の南東約85km、ポゴ金鉱山の西約60km一帯。両社は1991年から探鉱調査を開始しており、権益比率は現在SMMEC(住金鉱山現法) 95%、SCMA(住商現法)5%となっている。

2009年6月から2010年6月までは、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)とSMMEC、SCMAの共同プロジェクトとして探鉱調査していた。

今回、同プロジェクトで探鉱中のモンテクリスト地域ナオシ地区で、2008年に2孔(371m)、2009年に16孔(2,371m)、2010年に11孔(2,426m)のボーリングを実施し、29孔中27孔で金・銀・アンチモンを伴う石英脈の存在を確認した。

石英脈は西に緩く傾斜し、走向方向に1,500m以上、傾斜方向に500m以上連続し、厚さ1〜5m程度の最低2枚の石英脈の存在が推定されている。

鉱量を正確に把握する目的で今後、ナオシ地区で石英脈の延長部や平行脈の鉱況を確認するためのボーリングや、間隔を狭くしてのボーリングを継続する。また、モンテクリスト地域ではナオシ地区の他にも同様なタイプの鉱化帯の存在が推定されており、これらの鉱化帯についても新たに調査を進めていく予定だ。

住友金属鉱山は、2009年中期経営計画で資源事業をコアビジネスのひとつに位置付け、長期ビジョンとして権益シェア分年間産金量30トンを目標に海外鉱山権益の取得を進めている。ストーンボーイ探鉱プロジェクトは、住友金属鉱山が進めている約20ヶ所の海外探鉱プロジェクトのひとつであり、今後とも海外での自社探鉱を積極的に進める考え。

なお、住友金属鉱山および住友商事が権益の100%を所有し操業を行なっているポゴ金鉱山は、ストーンボーイ探鉱プロジェクトを遂行して行く中で1994年に発見した。
last modified : Wed 15 Jun, 2011 [10:31]
Copyright (C) 2004 The TEX Report Ltd. All Rights Reserved.