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◇韓国ミル、10月積みホット20〜30ドル値上げか
関係筋によれば、韓国ミルが10月積みベトナム向けホットコイル商談を開始した模様。伝えられるオファー価格はC&F740〜750ドルとされる。9月積み商談では同720ドル、FOB換算では700ドル弱とされていただけに20〜30ドルの値上げでFOBベースでも700ドルに乗ったものとみられる。

このところ各国がホットの価格を引き上げている。中国ミルは国内向けで宝山鋼鉄は60元(9ドル)、武漢鋼鉄も2ミリ厚未満のホットを30元(5ドル)値上げ(2ミリ以上は50元下げ)している。9月積みでも両社はホットを50〜60元値上げしており、2ヵ月合計100〜120元(16〜19ドル)引き上げている。

韓国でも現代製鉄をはじめPOSCOが国内向けでホットのデスカウント幅を9月から5万ウオン(45ドル)圧縮するとして交渉しているという。実質値上げとなるだけにどこまで浸透するか注目されるところだ。

日本でも輸出向け価格を50ドルアップで商談を進めている。こうした効果かホットの市況は僅かながら上昇し始めている。まだ50ドルアップが受け入れられたわけではないが、20〜30ドルの買い手側に20〜30ドルの値上げ受け入れ姿勢が見受けられるようになったという。

また、ホットの値上がり効果が一般冷延に波及し始めている。まだ5〜10ドル程度の上昇で底値が引き上げられた程度であるが、ようやく上昇傾向を示してきている。

ベトナム向けホットはアジアで最も敏感んい反応を示す地域である。それだけに同国向けが値上がりすると東南アジア向けにも影響するのは確実である。ベトナム以外では韓国ミルがC&F770ドルを提示したとの情報が流れている。
last modified : Mon 26 Sep, 2011 [11:10]
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