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◇神戸製鋼、鞍山と自動車用冷延の合弁検討開始
神戸製鋼は27日、中国の鞍山鋼鉄と中国において自動車用高級鋼板の需要に応えるため自動車用ハイテンの製造及び販売を目的とする合弁会社の設立に関して共同検討を開始することで合意、その旨の意向書を締結したことを明らかにした。今後、両社は冷延ハイテンの製造設備、生産能力、立地、両社の役割など合弁事業の枠組みや基本条件について協議・検討を重ねていく。神戸製鋼は冷延ハイテン製造において最も重要な設備である連続焼鈍設備(CAL)を中心に検討を行う予定である。

中国の自動車市場は2009年に世界一の自動車大国となって以降、さらに拡大を続け2010年の自動車生産台数は1,800万台を超過している。現在も多くの自動車メーカーが生産能力の拡大計画を打ち出しており、2015年には生産能力が3,000万台を超えるともいわれている。こうした状況のなかで神戸製鋼は中国での合弁による自動車冷延ハイテンの供給拠点設立を検討することにしたもの。

神戸製鋼は海外では昨年12月にUSスチールとの合弁であるプロテック・コーテイング(溶融亜鉛メッキ鋼板)に新たに自動車用冷延ハイテンのCAL建設を発表し、現在、2013年稼働に向けて工場を建設中。08年にはオーストリアのフェストアルピーネとの技術提携、インドのエサール・スチールとの包括提携を結ぶなど日米欧・アジアにおいて自動車メーカー向けに薄板ハイテンのグローバル展開を進めている。
last modified : Mon 03 Oct, 2011 [11:02]
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