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◇神鋼、SAILがITmk3の合弁会社設立で合意
=2015年のプラント稼働・操業開始目指す
神戸製鋼は国営インド鉄鋼公社(SAIL)と、同社が独自開発した新製鉄法ITmk3(アイティー・マークスリー)を使った事業化を調査する合弁会社「SAIL-KOBEアイアン・インド社」(本社ニューデリー)を設立することで合意した。出資比率は神鋼50%、SAIL50%で、両社は今後、合弁会社の設立手続き、詳細FSや環境認可取得手続きの後、早ければ2013年にもプラント建設工事に着手し、2015年の稼働・操業開始を目指す。神鋼がこのほど明らかにした。

両社は昨年3月に共同事業化の検討に関する覚書を締結。これ以降、共同で検討を進めてきた結果、事業化に一定の目処が立ったとして事業化調査会社の設立に踏み切った。

プロジェクトはSAILが西ベンガル州ドゥルガプールで操業しているアロイ・スチール・プラント工場敷地内に年産約50万トンのアイアン・ナゲット工場を建設しようというもので、成品(アイアン・ナゲット)は、出資比率に応じてそれぞれの自社工場で消費するか、合弁会社が直接、市場に販売する計画だ。

ITmk3で使用する原料はインド国内から調達する。鉄鉱石はSAILがインド国内に保有する自社鉱山から供給し、還元剤となる石炭はインド国内一般炭を活用する。

〔SAIL〕インド鉄鋼公社は1973年設立。ニューデリーに本社を置き、資本金は83億ドル(2010年度)。現在、チャンドラ・シェクハル・ヴェルマ氏が代表を務めている。国内5ヶ所に一貫製鉄所、3ヵ所に特殊鋼拠点を保有し粗鋼生産は1350万トン(同)。7ヵ所に自社鉄鉱山を保有し、2300万トン(同)を生産した。売上高は94億ドル(同)。従業員11万4000人。
last modified : Fri 13 Jan, 2012 [13:59]
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