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◇ユニバーサル造船、IHIユナイテッドが統合基本合意
=2012年10月1日に発足
JFEホールディングスとIHI(以下、「IHI」)は30日、それぞれが傘下に持つユニバーサル造船とアイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(以下、「IHIマリンユナイテッド」)の経営統合について検討した結果、ユニバーサル造船の株主である日立造船を加えた5社が経営統合に係る基本的事項について合意、統合基本合意書を締結したと発表した。

経営統合により発足する新会社は、ユニバーサル造船とIHIマリンユナイテッドがそれぞれ有する設計能力の結集による開発力の強化や造船所の特性を最大限に活かした最適生産体制の追求により、新造商船事業を中心に艦船事業、エンジニアリング事業、ライフサイクル事業等のバランスのとれた競争力及び収益力の強化を図り、総合力業界トップの地位確立とさらなる成長戦略の実現を目指す。

ユニバーサル造船は日本最大級の大型ドックを擁する有明事業所をはじめ競争力に優れた造船所と、新造商船の企画・マーケティング力、並びに"Gシリーズ"などの次世代エコシップを始めとした省エネ・環境対応船の開発力に強みを有するとともに、砕氷船やオフショア支援船、掃海艇での高い建造技術力を保有。

IHIマリンユナイテッドは、大型船のほか、フェリーや海洋構造物などの多様な商品メニューを持ち、"e-Future"シリーズやLNG焚き船など省エネ・環境負荷低減技術に強みを持っている。また、艦艇分野においては日本有数の大型艦船の建造技術力を持っており、世界の主要地域にメンテナンス拠点を持ったライフサイクル事業やSPBタンク(IHIマリンユナイテッドが独自開発した液化ガスタンク)等のエンジニアリング事業等、特色ある事業を進めている。

両社経営統合により、両社船種を併せることによる商品ラインナップの拡充、造船所毎の船種集約による生産性の向上、省エネ・環境対応技術の結集による新商品開発のスピードアップ、規模拡大によるロット対応力の強化、資機材調達力の拡大、管理部門の統合による効率化等のシナジー効果が期待できるとしている。

なお、経営統合をめぐる今後の日程について最終契約書の締結日平成24年8月末までに(予定) 、経営統合の当事会社の株主総会平成24年9月末までに(予定)、本経営統合の効力発生日=平成24年10月1日(予定) ―――としている。

<統合新会社の会長・社長>
会長 蔵原 成実 (現 IHIマリンユナイテッド 代表取締役社長)
社長 三島 愼次郎 (現 ユニバーサル造船 代表取締役社長)

<大株主及び持株比率>
◇JFEホールディングス 45.93%、◇IHI 45.93%、◇日立造船 8.15%
last modified : Fri 03 Feb, 2012 [10:15]
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