原料・鉄鋼貿易版 Topics < 鉄鋼一般 > Home
HOME >> Topics 一覧 >> April, 2012 >> 27 (Fri)
◇新日鉄エンジの建築・鋼構造事業部が組織大改正
=2015年の売上高600億円,ROS7%目指す
新日鉄エンジニアリング(高橋誠社長)は25日、建築・鋼構造事業部の2015年へ向けた事業戦略・事業戦略実現のための組織改正を発表した。「社会に貢献し続ける必須の存在」を共通理念に目標は、(1)存在感と存在価値の認知されたエンジニアリング集団、(2)鋼構造技術をベースとして「安心・安全」な産業・都市インフラの構築に貢献する集団、(3)品質・価格両面において高い顧客満足度を実現する集団―――とし、事業規模を足元の400億円から2015年に600億円を目指す。ROSの目標は7%(現在2%)達成。

〔改正後の建築・鋼構造事業部〕
今回の組織改正によって「同部社員95%の肩書きが変わる大改正」(浅井武・執行役員建築・鋼構造事業部長)となる。改正前に同部は総合建築、構造設計、鋼構造エンジニアリングの3部で構成されたが、改正後は(1)建築プロジェクト、(2)鋼構造ソリューション、(3)エンジニアリング商品、(4)海外事業推進の4部に再編する。

<建築プロジェクト部>
新設の「建築プロジェクト部」は総合建築事業、建築鉄構事業の融合で、「顧客が何を実現したいのか」を探り、請負型から価値の提案・提供型へと変える。物件は「物流センター」、「産業施設」が中心。「大規模S造産業建築プロジェクト遂行力の向上で、この分野で大手ゼネコンのトップ3に入ることを目指す」(同)。目標売上高は300億円。

<エンジニアリング商品部>
鋼構造エンジニアリング事業のうちの商品販売事業を「エンジニアリング商品部」に改称する。業務効率向上を目的として各商品の製造管理機能を集約し、事業の成長を加速する。免制震デバイス、システム建築、エコパイル(排土が出ない回転杭)、橋梁商品の3営業室、1商品室から成る。現在の売上高150億円で、2015年の目標は倍の300億円。

<鋼構造ソリューション部>
鋼構造に関連する設計、技術開発、技術サービス機能を「鋼構造ソリューション部」として集約・再編し、鋼構造に関する一元的なソリューション力を蓄積、強化する。

<海外事業推進部>
「海外事業推進部」を新設し、海外事業推進力の強化と責任体制の明確化を図る。既に米国へは現地法人を置き、免制震デバイスなどの販売で実績がある。今後は新興国で現地パートナーとの合弁会社化を含めて事業展開を進める方針だ。
last modified : Mon 07 May, 2012 [11:36]
Copyright (C) 2004 The TEX Report Ltd. All Rights Reserved.