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◇H形鋼流通在庫9月は需給改善
=在庫は17.9万トン、在庫率1.92に改善
新日鐵住金は11日、ときわ会調べによるH形鋼の流通在庫について9月末は前月比900トン(0.5%)減の17万9300トンと発表した。9月は需給上、改善が進み、在庫率は1.92と前年12月以来9ヶ月ぶりに2.00を下回ったほか、H形鋼出庫量は9万3600トンと日当たり4900トンに回復、前年12月以来の9万トン台に乗せた。

メーカーの減産が奏功した形だが、一段の在庫圧縮策を講じて、事業再生可能な価格レベルの回復を図る。この一環で君津製鉄所の大形形鋼工場は今月下旬に工事休止を行ない、11月はシフトダウンを実施する。また、堺製鉄所の形鋼工場は11月に工事休止を予定するなど、需給改善の下地を一段と整えたい考え。

需要は大型建築物件の建て方工事が設計見直し、基礎・内外装などの現場施工の材料、人手の問題などで若干遅れ気味だが、店売りの主流である小口建築物件の方は緩やかながら回復傾向を継続しており、アブリケータ(鉄骨加工事業)でも来春あたりまで手持ち工事を保有しているという。

同社では今月は価格を据え置きとしたが、徹底したコストダウンで競争力を確保し事業再生可能なマージンを一刻も早く確保したいとしている。
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last modified : Wed 17 Oct, 2012 [13:43]
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