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◇第一中央汽船、積極的な船舶投資が裏目
=民事再生手続き開始、負債総額1196億円
第一中央汽船(薬師寺正和社長)は29日、東京地方裁判所に民事再生手続き開始の申し立てを行い、同日受理されたと発表した。東京地裁は同時に弁済禁止などの保全処分および監督処分が発令され、監督委員に宮川勝之弁護士が選任された。負債総額は約1196億円(6月末現在)

財務状況が悪化したのは2008年9月のリーマンショック後の海運市況暴落で、用船料が大幅な逆ザヤで財務体質が悪化。一方で船価低下をにらんだ積極的な船舶投資で保有船隊の拡大を図ったが、欧州危機、中国の成長鈍化で、結果的に積極投資が裏目に出た。

また、資金調達先未定の新造船に対する資金負担増によってキャッシュフローが悪化、資金繰り財務基盤の両面で安定した事業の継続が困難となった。大株主は商船三井。持ち株比率(普通株式)は16.64%、第9位株主に住友金属鉱山1.30%。

なお、民事再生手続き開始申し立てを受理されたのは第一中央汽船と同社の100%子会社であるSTAR・BULK・CARRIER CO.,S.A。
last modified : Mon 05 Oct, 2015 [12:49]
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