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◇新日本電工、2017年第1四半期の連結業績
=前年同期度比で経常利益、純利益とも大幅増
新日本電工は10日、2017年第1四半期(平成29年1月1日〜3月31日)の連結業績を発表した。前年同期に比べ、売上高は2.2%増収であり、経常利益は4.4倍、純利益は9.4倍だった。

日本経済は緩やかな回復基調にあり、好調な鉄鋼需要と、昨年末の原料鉱石高騰による合金鉄の製品価格上昇が寄与した結果だ。連結業績の内容は別表の通りで、各セグメントの内容は以下の通り。

【合金鉄事業】長期低迷していた製品の国際市況が昨年末の原料鉱石市況の高騰により上昇に転じ、足下の事業環境は好転している。合金鉄市況が回復したことに加え、中央電気工業の環境事業も堅調に推移したことから、1-3月の業績は売上高、営業利益とも大幅に増加した。

事業単体の売上高は11,558百万円、セグメント利益は2,106百万円になっている。

【機能材料事業】フェロボロンの販売は磁石向けが増加したものの、アモルファス向けが減少し、前年同期を下回った。酸化ジルコニウムの販売は電子部品向けや触媒向けが堅調に推移し、前年同期並みになったが、ほう素の販売はガラス向けが減少し、前年同期を下回った。マンガン酸リチウムの販売は、車載向けの出荷が減少した。中央電気工業のハイブリッド自動車向けニッケル水素電池用水素吸蔵合金の販売は前年同期を上回ったものの、全体としては当事業の売上高、営業利益はともに前年同期を下回る結果となった。

事業単体の売上高は2,582百万円、セグメント利益は214百万円になっている。

【環境システム事業】顧客の稼働が好調なことに伴い、モバイル型イオン交換塔の再生数量が増加した(大型設備を除いた売上高は前年同期比増加)。しかし、今期は大型設備の売上げがなく、全体としては売上高、営業利益ともに前年同期を下回っている。

事業単体の売上高は429百万円、セグメント利益は121百万円になった。

【その他】その他の事業は、前年同期比で売上高、営業利益ともに増加した。事業単体の売上高は2,446百万円、セグメント利益は37百万円と黒字化している。

なお、2017年度通期の業績予想については前回(2月28日)の発表から変更がない。
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( T.斉藤 )
last modified : Wed 17 May, 2017 [09:32]
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