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◇住友金属鉱山、2016年度通期の連結業績
=当期純損失18,540百万円と赤字縮小
住友金属鉱山は11日、2016年度通期(2016年4月1日〜2017年3月31日)の連結業績を発表した。それによれば、売上高は786,146百万円(前年度比8.1%減)、経常損失は1,565百万円(前年度は12,764百万円の損失)、当期純損失は18,540百万円(同309百万円の損失)だった。経常損失と純損失は前第3四半期に比べ縮小している。詳しくは別表(1)の通り。

2016年度は電気銅の販売数量が増加したものの、ニッケルと銅の価格下落と円高の影響により売上高は前年度実績を下回った。さらにシエラゴルダ銅鉱山(チリ)で減損損失が計上され、持分法による投資の損失が発生したが、連結営業利益の好転によって経常利益と純利益の赤字は縮小した。

同社の各セグメントのうち製錬セグメントでは、銅の生産量及び販売量は前期を上回りましたが、ニッケル並びに金の生産量及び販売量が前期を下回った。ニッケルの生産・販売量は前年度を下回っているが、これは前年度にコーラルベイ・ニッケル社とタガニートHPALニッケル社が3ヵ月の仮決算を加えた15ヵ月で計算しているためでもある。セグメント利益としてはニッケル販売量の減少やニッケル価格の下落もあったが、上記2社におけるコスト削減などにより前年度実績を上回った。セグメントの売上高は前年度比76,875百万円減少の565,057百万円、セグメント利益は同8,000百万円増加し33,258百万円だった。

なお、2017年度通期業績予想について別表(2)の通りで、増収増益を見込んでいる。

ニッケルの生産量内訳と販売量は別表(3)の通りで、2016年度通期の電気ニッケル生産量は62,186トン(前年度比5.1%減)、フェロニッケルは14,018トン(同31.5%減)、販売量は77,842トン(同10.1%減)だった。(数量はニッケル純分)
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( T.斉藤 )
last modified : Thu 18 May, 2017 [09:34]
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