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HOME >> Topics 一覧 >> June, 2018 >> 01 (Fri)
◇NSユナイテッド海運、外部環境の変化に対応
=2020年のSOx排出規制や伯鉄鉱石の中国出し
NSユナイテッド海運の小畠徹社長=写真=は先月30日に都内で開催したプレス懇親会で、海運事業を取り巻く経営環境について触れ、「全般的に今年度の外部環境、マーケットは良くなてきていると思っているが、ここ1週間か10日は、ケープサイズを中心に下がっている。当社としてはマーケットや為替の変動にも耐えうるようにと思っている。それ以外の外部環境の変化として、一つは環境規制だ。2020年にバンカー重油の硫黄酸化物(SOx)排出規制が強化される。また、顧客(荷主)のサプライチェーンにも変化がある。ブラジルの鉄鉱石が中国本土でブレンドされて、そちらから日本に入ってくる数量が増える。さらに電力の方も、CO2対策ということで、バイオマスとか従来とは違う燃料に一部シフトしている」など、先行き訪れる外部環境の変化を挙げた。

その上で、「これからの1-2年、先程のSOx排出規制強化が2020年1月なので、2018、2019年の2年間は当社の船隊整備を図る中でリプレース含めて、スクラバー(SOx除去装置)の設置などを含めて対応していきたい。変化はある意味、チャンスであると思っており、グループ全体として新たな環境変化にチャレンジしていきたいなと、そういう年と理解し、頑張っているところだ」などと述べた。

同社の2017年度連結決算は売上高=1,390億円(11.0%増)、経常利益=73.61億円(12.2%増)、最終利益=66.13億円(99.1%増)―――の増収増益を果たしたが、2018年度(予想)は売上高=1,450億円、経常利益=53億円、最終利益=74億円とみており、「ほとんど前年の数字とは変わらないが、細かくみると増収減益となる数字を外に出させて頂いている。実績としてより数値を実行で上げていきたいと思っている」などと述べた。
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last modified : Thu 07 Jun, 2018 [10:14]
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