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◇川崎汽船、自動カイトシステムを自社大型バルクキャリアに搭載
=環境負荷低減に大きな貢献を確認
川崎汽船は7日、大手航空機メーカーのエアバス社から分社したエアシーズ(AIRSEAS)が開発した自動カイトシステム"シーウィング(Seawing)"を同社保有の大型バルクキャリアー1隻へ搭載することを決めたと発表した。

"Seawing"は船首部に搭載され、一定条件の風力・風向の下、ブリッジ(船橋)からの操作で展張し、風力を利用して本船の推進力を補助するものだ。同システムの搭載にあたり、川崎汽船はエアシーズ社協力の下、2年間に渡り"Seawing"の性能や革新的な技術について詳細に評価の上、同システムが本船運航に伴う環境負荷の低減に大きく貢献することを確認した。

具体的には同船型で20%以上のCO2排出量削減効果があり、1隻あたり年間5,200トンものCO2削減が期待できるとしている。

また、同社との間では、川崎汽船運航船に搭載している船舶運航・性能管理システム"K-IMS"(川崎汽船開発の統合船舶運航・性能管理システム)から得られる運航・性能データを活用し、"Seawing"の更なる性能向上を目指した共同開発の実施に向けて取り組むことを合意した。

川崎汽船は"Seawing"をはじめとした様々な環境保全技術を研究・開発・導入していくことで、"K"LINE環境ビジョン2050と国際海事機関(IMO)のGHG(温室効果ガス)削減目標の実現に向け、環境保全に向けた社会的貢献活動に取り組む考えだ。
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last modified : Fri 14 Jun, 2019 [11:23]
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