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◇コジェネ高効率化事業が設備補助事業に採択
=日鉄エンジニアリングと大阪ガスのタイ共同出資会社
日鉄エンジニアリング(藤原真一社長、NSET)と大阪ガス(本荘武宏社長)は18日、両社が共同出資するタイの現地法人「NS-OGエナジー・ソリューション(NS-OG Energy Solutions)」(竹井豪社長)が、NSETとともに実施するコージェネレーション設備の高効率化事業で、2019年度「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されたと発表した。

同事業は、NSETが2016年12月から展開している、東レグループのタイ現地法人であるToray Textiles (Thailand) Public Company Limited社のMill No.2工場向けオンサイトエネルギー供給プロジェクトで、排ガス熱交換器を追加設置し、排ガス未利用廃熱を有効活用することで、コージェネ設備の更なる高効率化を実現するもの。

既設のコージェネ設備は、総合エネルギー効率91%で運用し、すでに最高レベルを実現しているが、今回の追加設置により、総合エネルギー効率は92%となり、さらに年間359トンのCO2削減が可能となる。

二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism、JCM)は、日本の持つ優れた低炭素技術や製品、システム、サービス、インフラを途上国に提供する事により、途上国の温室効果ガスの削減など持続可能な開発に貢献し、その成果を二国間で分け合う制度。

同補助事業への採択は、タイで二輪車製造を行うホンダ・グループのThai Honda Manufacturing社向けオンサイトエネルギー供給プロジェクトのコージェネ設備の導入につづき、2件目となる。

NSETは、タイで4件のコージェネ設備を運営している。顧客工場(オンサイト)に自社スタッフを配置しコージェネ設備を操業する事で状況の変化に合わせたきめ細かな管理を行い、操業方法や設備の改善を通じ、省エネ・省CO2を達成してきた。

今回、NSETのエンジニアリング力、操業管理技術が高く評価され、採択されたもので、同事業を通じ、コージェネ設備の更なる高効率化を目指す。

なお、排ガス熱交換器を追設するコージェネレーション設備の概要は、Toray Textiles (Thailand) Public Company Limited社Mill No.2工場向け、オンサイトエネルギー供給を実施する7MW級ガスタービンコージェネレーション設備(発電出力:7MW、蒸気供給能力:40トン/h)
last modified : Mon 25 Nov, 2019 [10:37]
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