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◇EVRAZ、1-3月粗鋼は2%増の355.9万トン
=5月にペレット工場、高炉の複数工事を予定
ロシアの大手鉄鋼メーカーであるEVRAZ社が30日(日本時間1日)発表した2020年第1四半期(1-3月)の生産・販売実績(連結ベース)によると粗鋼生産量は355.9万トンで、前年同期比2.0%増、前期に行ったNTMK(ニージュニ・タギル製鉄所)の転炉(No.2)改修が生産増に寄与した。

鋼材販売は322.7万トンで、前年同期比で2.9%増、前期比では10.4%の大幅減となった。ロシア国内では1-3月は季節的な需要減にあたることや、前期は輸出市場が良好で、通常を超える輸出が行われたこともある。さらに北米ではライン・パイプの引き合い減や、石油産業が使用する油田管状鋼材(OCTG)の引き合いが減少した。

同社は5月に上工程の工事を複数予定している。

西シベリア製鉄(ZSMK)の第2高炉と、NTMKの第7高炉で、それぞれ改修工事が行われる。また、鉄鋼原料会社であるKGOK(カチカナルスキー)では同月、ペレット工場、焼結工場の修理を予定しており、生産減を見込んでいる。

1-3月のペレット生産は166.5万トンで、前期比8.8%増、前年同期比1.3%増だった。

一方、EVRAZ社 は来期(4-6月)の見通しについて、COVID-19パンデミックがロシア国内の鉄鋼生産に大きな影響を与えないと予想しているが、需要減の行方によっては圧延工場の稼働率に影響を与える可能性があるとみている。
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last modified : Thu 21 May, 2020 [14:23]
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