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◇クリーブランド・クリフス、1Qは4,860万ドルの赤字
=3月13日買収のAKスチール18日分の業績含む
米国のクリーブランド・クリフス社は11日、2020年第1四半期(1-3月)連結業績を発表した。今回の決算には3月13日付けで買収を完了したAKスチール・ホールディング社の3月13-31日までの業績が含まれることとなる。また、買収に伴い、「マイニングおよびペレット」、「ニュー・スチールおよび製造セグメント」の二つのセグメントを編成し、「ニュースチールおよび製造セグメント」にはAKスチールの資産とメタリックス・セグメントを含む。

1-3月の総売上高は3.59億ドルで、前年同期の1.57億ドルに比べ2.02億ドル(125.8%)増。一方、売上原価は3.56億ドル(前年同期1.26億ドル)で、これに買収関連コスト4,250万ドルなどを加えた営業費用4.38億ドルを除き、営業利益は7,880万ドルの損失だった。

税務上の恩典5,140万ドル、利払い3,100万ドルを加減した純利益は4860万ドルの損失となり、最終損益となる株主帰属利益は5,210万ドルの赤字で、前年同期の2,210万ドルの損失から赤字幅は3,000万ドル増えた。

同社のロレンコ・ゴンカルベス会長、社長兼CEOは、「過去2ヵ月間、当社は従業員と会社の両方の長期的な健康を維持するため、パンデミックの初期に、仕事に厳格な社会的距離を設けること、すべての施設の継続的な清掃、すべての作業における安全手順の強化、施設の閉鎖またはアイドリング、複数のオペレーションで操業停止の延長を実施した」、「資本、運用、および間接費を削減。HBIプラント(還元鉄工場)の建設を一時的に停止。配当の支払いを中止。保険として追加資金を調達する」などの手を打った。

同会長は、「今年下半期には通常のビジネスレベルに復帰するための道のりを歩み始めるが、依然として残る不確実性を乗り越え、克服していく、十分な資金力がある」などと述べた。

2020年第1四半期のペレット販売量(ロングトン)は213.4万トンで、前年同期の155.0万トンに比べ37.7%増加。ペレット生産量も483.2万トンで、前年同期の440.1万トンに比べ9.8%増加した。
last modified : Wed 27 May, 2020 [15:28]
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