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◇ヴァーレのマレーシアTRMTが操業を再開
=操業再開は3月24日の操業停止から2ヵ月ぶり
ブラジルのヴァーレ社は18日、マレーシアで展開している鉄鉱石ターミナル事業「テルク・ルビア・マリタイム・ターミナル(TRMT)」での鉄鉱石積み込み作業を16日から再開したと明らかにした。TRMTはCOVID-19パンデミックで、ターミナルの運営ができなくなり、3月24日に作業を停止していたもので、ほぼ2ヵ月ぶりの操業再開となる。

操業を停止してからヴァーレ社とマレーシアの当局は、地域でのパンデミック防止の進展評価を進め、適切な安全衛生手順などを確認、TRMTは安全に運営できると判断された。操業停止期間中の最後の2週間は安全な操業復帰を確実にするためのメンテナンスが行われた。

TRMTは昨年、2,370万トンの鉄鉱石をアジア諸国に出荷した。ヴァーレはパンデミックの影響による物流拠点の操業停止などで2020年のガイダンスで鉄鉱石生産量を3.1億〜3.3億トンとしたが、今回、TRMTの操業が再開されたことで、運用の柔軟性が向上し、ヴァリューチェーンが強化される。

また、同社は操業地の人々やコミュニティの安全に対するコミットメントに従って、操業を再開したとしている。

TRMTはマレーシア西岸ペラ州に所在し、中国をはじめとしたアジアの製鉄国に鉄鉱石を供給する物流ハブとして2014年11月にオープン。40万トン積みヴァーレマックスなど超大型船でブラジルから運ばれてきた鉄鉱石はTRMTで貯鉱され、ここから大小さまざまな船舶に積み替えてアジアの製鉄会社へのタイムリーなデリバリー事業を展開している。
last modified : Wed 03 Jun, 2020 [10:31]
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