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◇NLMK、新コンク粉砕ラインの試運転開始
=コンクの年産能力を2000万トン、原鉱処理能力4200万トンに
ロシアの大手鉄鋼メーカーであるNLMK社は先週末、子会社で鉄鉱石の採掘、選鉱、ペレット生産を手掛けるストイレンスキー社がコンセントレート粉砕ライン3基の試運転を開始したと明らかにした。

追加された新規の選鉱セクションの稼働によって2021年までにコンセントレートの年産量を1,750万トンから2,000万トンへ、原鉱処理能力を3,700万トンから4,200万トンへ、それぞれ増強する。新セクションは選鉱工場の3セクションを単一のプロセス・チェーンに統合するもので、中程度から細かい粉砕ステージと高圧粉砕ロールを通過した原鉱は、次工程用素材としてペレット工場に運ばれるか、リペックの製鉄所に出荷する前に、さらに粉砕、選鉱のための3基の垂直ミルに供鉱される。新装置の導入で運用コストを30%削減し、鉄分含有率を高めることができるという。

プロジェクトの投資額は約60億ルーブル(約8,409万ドル、1ドル=71.35ルーブルで試算)。ストイレンスキー社の採掘、選鉱能力増となる統合プロジェクトの全体コストには既存の選鉱プラントセクション、輸送インフラ、廃棄物管理システム、輸送調達―――のアップグレードも含め、総コストは160億ルーブル(約2.24億ドル)になる。新しく追加した選鉱部門の試運転は2020年6月に予定している。
last modified : Wed 10 Jun, 2020 [10:42]
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