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HOME >> Topics 一覧 >> October, 2020 >> 07 (Wed)
◇トルコ向け鉄スクラップ相場はジリ安
=バルト海HMS新規成約290ドル(CFR)割れ
トルコ引き渡し欧米スクラップ相場はジリ安推移している。海外トレーダーの情報によると、バルト海カーゴのトルコ向け直近成約価格は、No.1HMS(80%)とNo.2HMS(20%)のHMS(80:20)でトン当たり289ドル(CFR)。直前の成約価格から3ドルの下押しが進み、わずかながら290ドルを割り込んでいる。300ドル(CFR)を超えた9月上旬の成約価格との比較では現時点で12ドル安と、下落は二桁に広がっている。

一方、米国東海岸からのトルコ向け新規成約情報は依然として聞かれていないが、米国では10月の国内市況が横ばい、または品種や地域により下落と予想されており、今月の米国内相場は上昇が一服する見通し。米国産HMS(80:20)のトルコ向け気配値は現時点で291〜292ドル(CFR)程度を維持しているが、目先はバルト海カーゴと同様に290ドルを割り込むことも予想される。

特にトルコリラが対米ドルで下落を続け、リラ安に歯止めがかからないこともドルベースでの下押し圧力につながりそうだ。6日時点の為替レートは1ドル=7.75リラ台と、7月までの1ドル=6.83リラ程度から急速な下落が進んでおり、今なお9月末に付けた年初来の最安値に近い水準で推移している。
last modified : Fri 23 Oct, 2020 [10:37]
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