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◇旧正月明けの鋼材商談、日本ミル各社不安抱かず
今週(15-19日)後半から中国やベトナムなど旧正月休暇が明け、海外市場では鋼材輸出商談が始まる。日本ミル各社は商談再開にはどの鋼材も不安を抱いていない。価格上昇を維持するために値上げを提示する姿勢は変わってない。

日本ミル各社が商談再開に不安を持っていないのは、中国市場が休暇入り前に鋼材の先物が値上がりし先高観を示したこと、高炉原料である鉄鉱石や原料炭が上昇しており、ミル各社は値下げを行うことができないこと、中国の在庫が少なく同国ミルが輸出市場に積極的に打ち出てくる雰囲気がないことなどを理由にしている。

台湾のCSCは国内向け鋼材価格を平均で前月比2.5%値上げを表明している。韓国でもPOSCOや現代製鉄などがホットコイルや厚板の値上げを打ち出している。中国でも大手高炉は3月積み国内向けホットなどを据え置いたが、無方向性電磁鋼板を値上げするなど値上げ姿勢を保っている。

こうした各国の姿勢を見ても値下げに動くミルが見当たらない。ロシアミルにしても依然強気で下げ提示したとは聞こえてこない。わずかにインドミルの動きが不透明なことが気になるところとしている。
last modified : Fri 05 Mar, 2021 [15:48]
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