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◇日本ミル、4月積み鋼矢板提示額CFR750ドル以上提示
旧正月明けの来週(22-26日)からアジア圏での鋼矢板商談は4月積みが対象となる。日本ミル各社はオファー価格を明らかにしていないが、価格を重視し他の鋼材に劣らない価格水準での成約を目指す方針を固めている。感触ではCFR750ドルに止まらず、それ以上の同770ドル程度を提示しそうだ。

韓国の現代製鉄が1月一杯設備工事していたことから鋼矢板商談を止めていたが、来週どの程度の水準を求めるか注目される。鉄スクラップが再度上向いており、700ドル以上の価格提示が期待されるところだ。

台湾と香港を除けばアジア地域では鋼矢板の需要が依然としてない。わずかにベトナム向けが多少あるだけだ。台湾は旧正月明けも需要は堅調とみられる。橋梁や発電所の工事があり、鋼矢板が使用される。香港も新空港用の工事がある。東南アジア地域ではベトナムが多少あるだけであとは物件が聞こえてこない。中国は鋼矢板の需要はそれなりにあり、引き合いも入っている。だが、ビッドはCFR600ドルにようやく乗るほどで日本から輸出できる水準には程遠いものだ。日本ミル各社が提示する価格にどの程度顧客が着いてくるかは微妙だが、各社とも価格で頑張る姿勢である。
last modified : Tue 09 Mar, 2021 [10:46]
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