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◇アジアのステンレス薄板、旧正月明け後も好調
関係筋によれば、旧正月明け後のアジア地域のステンレス薄板市場は好環境にあるとしている。これまで値上がりが遅かったクロム系は自動車、家電用の需要があり、先高観が強く現行CFR1,650〜1,700ドル台で4月積み商談が進む模様。買い手はミル側の値上げ主張にある程度理解を見せており、どこまで値上がりするかが注目される。来週後半には韓国のPOSCOや台湾ミルが国内向け3月積み価格を打ち出す見通しだが、同筋ではドル換算で100ドル以上の上げが期待されるとしている。

ニッケル系も原料高につれ値上がりしている。中国では製品の反応が遅いが原料には反応、ニッケルがトンCFR1,900ドル台に乗ることも予想される。欧州ではアロイリンクで原料高となり、製品も値上がりしているためにアジア地域のステンレス各社は欧州にまず向かっている。アジア地域についても韓国の貿易委員会が他中国、台湾、インドネシアの冷延にADの中間報告を打ち出し、中国49.04%、台湾9.5%、インドネシア29.68%の関税を賦課することを政府に進言した。日本にとっては韓国向けの輸出が増える可能性がある。
last modified : Fri 12 Mar, 2021 [15:52]
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