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◇電気亜鉛メッキ鋼板、休暇明け直後から引き合い殺到
日本ミル各社に香港などから電気亜鉛メッキ鋼板(EG)の引き合いが殺到している。現状では捌ききれない数量に達している。成約した価格はCFR1,000ドルを超えた。一部日本ミルは旧正月休暇前に4月積みのEGに対して前月比100ドルアップを提示したが、顧客は難色を見せて、結局成約に至らずに休暇入りした。しかし、中国の休暇が明けた18日からはEGの引き合いが殺到、休暇前には難色を示していた100ドルアップを簡単に受け入れ成約している。

休暇明け後に各顧客が値上げを受け入れ、4月積みを絶対に必要とした背景にはまず中国ミルがEGの輸出を行わないことが判明したことだ。中国内のEG需要が強く輸出玉を持つミルがないと判明した途端、日本に頼るしかないとなったからだとEG関係者はみている。

香港に限らずマレーシアなど東南アジアからも引き合いが急速に増加してきている。その背景は必ずしも明らかではないが、同筋では韓国のPOSCOのEG供給が少ないからではないかと語る。

香港、マレーシアにしても顧客はOA関連が多い。コロナの影響で家庭用プリンター需要が活発なのがEGに引き合いが多い背景かもしれない。顧客は5月までは生産がフルの状態としている。
last modified : Mon 15 Mar, 2021 [11:13]
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