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◇春節明けのホット商談、中国ミル10ドル上げのFOB710ドルで再開
関係筋によれば、中国ミルは春節明けのホットコイル商談を今週から再開した。まだ4月積みが対象で本渓鋼鉄の場合、オファーは休暇入り前に比べ10ドルアップのFOB710ドルとしている。

中国内のホット市場価格は先週、先物が昨年暮れの最高価格水準に並びドル換算で30〜40ドルもの値上がりを示した。家電、自動車など薄板を使用する分野の製品が売れており、薄板在庫が増えている様子がない。高炉原料である鉄鉱石なども高水準の価格帯となっているためにミル側は鋼材価格を下げられない。また、需要があるため下げる必要性すらない状態のようである。

海外ミルもロシアが値上げを進めており、20〜30ドルアップを提示したとの情報がある。黒海渡しのスラブ価格がこれまでの倉庫持ち込渡し610〜620ドルを同650ドルに引き上げたと伝えられており、これから見ればホット価格は同720ドルを超えているものとみられる。

台湾市場も好調のようでCSC(中国鋼鉄)などは3月中旬に打ち出す来期(4〜6月)価格を値上げすることを予告しているともいわれる。韓国ミルの動きは今のところ伝わってこない。

なお、中国ミルはまだホット以外の鋼材価格を提示していない様子だが、値上げを推進するのはまず間違いないところである。条鋼類など長物の商談は来週(3月1-5日)からになりそうだ。
last modified : Tue 16 Mar, 2021 [12:45]
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