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◇厚板価格、ようやくホットと並ぶ水準に回復
厚板価格がようやくホットコイルの水準に並ぶまで回復してきた。本来、厚板価格はホットよりも50ドル〜60ドル上にあるのが通常だが、ここ1年ほどの間はホット価格が急激に戻したのに対し厚板価格は動きが鈍くホットよりもドル換算で数十ドルも下にあった。それがようやく並ぶようになってきている。今後は何時、本来の体系になるのかが注目される。

中国の鋼材市場でみると、ホットと厚板の値差は長らく数百元もの差があった。それが今年1月には140元(21ドル)差に縮まってきていた。さらに旧正月休暇中に厚板価格が上昇、休暇明けには50元(8ドル弱)の範囲の差にまでなってきている。

輸出市場でも4月積みで日本ミルのオファーをみるとCFR780ドルと前月に比べ30ドルアップで商談に入っている。ホットは同800ドル強で行われているが、差は相当縮んできているのが見てとれる。

厚板が上昇したのもホットに牽引されたものだが、2月中旬まではオファー価格での成約はなかった。今週に入って動意が見受けられるようになってきている。まもなく700ドル後半の取引となり、800ドルを狙う展開になりそうだ。

ただ、まだホットを追い越すほどの勢いがついていないのが気をもむところである。
last modified : Wed 17 Mar, 2021 [11:05]
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