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◇韓国向け厚板輸出、2月も2.3万トンと減少の一途辿る
財務省の貿易統計によれば、2021年2月における韓国向け厚板輸出数量は2.3万トンで前月比13.4%減、前年同月比でも14.8%減となり、ともに減少した。これで2ヵ月連続2万トン台の輸出量となり、減少の一途を辿っている。減少の要因は造船向け価格の安さとみられる。

日本からの韓国向け厚板価格は2月では造船向けを含めた平均でトン575.5ドル(FOB)で、台湾向けの662.7ドル(同)に比べ87ドル強も安い。中国向けと比較しても3ドル弱の低さである。韓国の流通各社は自国内でも手当てができない様子で日本には高値のビッドを寄せてきているが、造船は相変わらず安価であり、日本ミルが輸出しようにもできない水準まで陥没してきている。

韓国内でも造船向けは価格交渉が難航している様子で厚板各社は輸出向けに力を注いでいる模様。日本向けを見ると2月の韓国からの輸入量は4.8万トンで昨年9月以来、入超が続いている。
last modified : Mon 19 Apr, 2021 [10:58]
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