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◇リオティント、環境省のGVCネットワークに参加
=脱炭素経営促進ネットワーク会員は141社に
リオティントジャパンは1日、透明性のある脱炭素化の取り組みを主導するために環境省が設立したコラボレーションである「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム 脱炭素経営促進ネットワーク」(GVCネットワーク)に参加したと発表した。

リオティントジャパンの堀江渉社長は、「環境省のGVCネットワークにお迎えいただき光栄です。日本の炭素排出量削減に貢献する革新的なアプローチに、お客さま、政府、業界とともに取り組むことを楽しみにしています」と述べた。

GVCネットワークは2018年に結成された。メンバー企業は、スコープ1、2、3の目標達成に経済的、実現可能で効果的な、科学的根拠に基づく排出削減目標の設定に取り組んでいる。再生可能エネルギー、省エネルギー、エネルギー貯蔵に関連するソリューションを共有している。

リオティントは2050年までに事業全体での炭素排出量ゼロ達成を目指している。業界をリードするトレーサビリティー・プログラム「START責任あるアルミニウム」のような最先端のソリューションを通して脱炭素化の流れを支援する取り組みは、GVCネットワークの目的に合致するものだ。

GVCネットワーク参加企業の1社、明治ホールディングスは、リオティントの加入を歓迎し、「科学的根拠に基づく目標数値の開発、設定にともに取り組むことを楽しみにしています」と、同社執行役員である松岡伸次サステナビリティ推進部長。

明治グループは100年以上の歴史を持つ消費者ブランドで、あらゆる世代へ向けた乳製品、菓子、栄養食品、薬品など幅広い分野の製品を提供している。

GVCネットワークでは参加企業による交流を通して協働を行っている。電子機器、機械設備、自動車、航空、製薬、化学、化粧品、建築・建設、不動産、住宅、印刷、食品・飲料、運輸・海運、小売、出版などさまざまな業界から141の組織が参加している。

2050年までに事業全体で炭素排出をゼロにするという自社の目標を達成するため、リオティントは2030年までに排出原単位と絶対排出量をそれぞれ2018年比マイナス30%、マイナス15%とするという目標を掲げた。また、炭素排出削減プロジェクト、研究開発、気候変動への対応力強化のための活動などに5年間で約10億ドルを充てる。

同社は、自社のバリューチェーン排出(スコープ3)の88%を占める中国、日本、韓国で進めるパートナーシップを含めたアプローチを示すための、測定可能で影響度の大きいスコープ3排出の削減目標を概説しており、また、今後10年間の事業拡大はカーボンニュートラルとなると約束している。
last modified : Tue 20 Apr, 2021 [11:14]
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