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◇アジア地域のスラブ商談、依然として低調
アジア地域のスラブ商談は依然動きが少なく低調に推移している模様。オファーも売り買いの数量も少ない。ホットコイルはCFR800ドル以上の価格に達しているが、リロール各社が様子見姿勢を継続、スラブの買いに動いていない様子だ。

現在、アジア市場のスラブ価格がFOBベースで700ドル台だが、720ドル程度なのかあるいは750ドルに達しているのかは不明だ。日本からスラブのスポット輸出がほとんどないことから情報も減っている。

リロール各社がスラブ商談に消極的なのはフレートが上昇していることが大きい。オファーが出回っているといわれるのがロシア産のスラブだ。価格は黒海渡しのトルコ向けでトン730ドルとされる。アジア市場に持ってくるとフレートはトン100ドルを超すといわれている。そうなると、CFR800ドル以上のスラブになる。ホット価格との値差がさほどないことになることからリロール各社はスラブ手当てに動けない状態のようだ。インドからはビレットのオファーがでるが、スラブはない模様。国内薄板価格が上昇しているためとされる。ブラジル産はすでにFOBベースで800ドルを遥かに超えている模様。アジア市場に引き寄せることは無理だ。
last modified : Wed 21 Apr, 2021 [11:44]
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