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◇BHP、オルデンドルフ、MPAがバイオ燃料供給試験
=従来の化石燃料とバイオ燃料を混合油「ドロップ・イン」を補油
BHP社と、ドイツの海運会社オルデンドルフ社、バイオ燃料のパイオニアであるグッドフューエル社はこのほど、シンガポール海事港湾庁(MPA)の支援を受けて、今月4日にシンガポールで外航船などにバイオ燃料を補油する試験を実施したと明らかにした。

試験の一環として、2020年に建造された81,290載貨重量トンのばら積み貨物船、キラ・オルデンドルフ号に従来の化石燃料と混合したバイオ燃料「ドロップイン」を補油した。

バイオ燃料バンカリング試験の主な目的は、燃料の排出量などの理解、エンジンと船舶の運転性能の評価、舶油としてのバイオ燃料の技術的、商業的メリットと課題を調査するもので、この試験により、バイオ燃料の供給と使用に関する戦略を進め、BHPの主要な輸送ルートをサポートする。

BHPはバイオ燃料を将来の潜在的な低炭素燃料としており、2030年のスコープ3の温室効果ガス排出目標の1つを達成するためのルートを確立し、BHPが海上輸送する貨物の排出量を40%削減するという狙いがある。

グッドフューエル社が提供するバイオ燃料はHFO(高硫黄油)、VLSFO(低硫黄燃料)と比較してCO2排出量を80-90%削減し、廃棄物や残留物を持続可能な原料として使用できるというものだ。

また、オルデンドルフ社では、バイオ燃料ブレンドを効率的に燃焼させるために船舶に適切な変更を容易に行える最新のカムサールマックス型船舶(常石造船)の1船あるキラ・オルデンドルフ号を試験に選択し、試験データを可能な限り正確に取得するために監視機器を設置したとしている。
last modified : Thu 13 May, 2021 [10:42]
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