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◇南ア産チャージCr欧州向け、7-9月期は横ばい
=欧米の需要が強く、南アは冬場減産期
グレンコア・メラフェ社の合弁パートナーである南アフリカのメラフェ社は17日、自社ホームページ上で南ア産チャージクロムの欧州向け2021年7-9月期積みベンチマーク価格がポンド当たり156セントで決着したことを発表した。この価格は前期に比べ横ばいとなる。

今回、欧州ベンチマークの交渉は先週末から始まったが、ごく短期間での交渉決着となった。

市場関係者は横ばいとなった理由として、(1)欧州や米国のステンレス鋼ミルでフェロクロム需要が旺盛なこと、(2)南半球である南アは冬場の割高な電力料金に伴う減産期に入ること、(3)海上運賃の上伸が続いていること――などを挙げている。生産者側と需要家側の双方にとって懸念材料だった”南アの鉱石輸出税”については昨年10月の発表以来、その進展について公の発表がなく、7月1日からの実施は可能性が薄いと考えられている。

なお、最近の欧州向けベンチマーク価格は、◇2020年1-3月期:101セント(同1セント下げ)、◇4-6月期:114セント(同13セント上げ)、◇7-9月期:114セント(同横ばい)、◇10-12月期:114セント(同横ばい)◇2021年1-3月期:117.5セント(同3.5セント上げ)、◇4-6月期:156セント(同38.5セント上げ)、◇7-9月期:156セント(同横ばい)――という推移だった。
( (T.斉藤) )
last modified : Tue 06 Jul, 2021 [10:42]
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