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◇関東地区の7月粗鋼生産見通しは35.9万トン
=前年同月比6%増、プラス維持の見込み
関東域内電炉メーカーの7月の粗鋼生産量は前月に続き、前年同月比プラスを維持する公算が大きい。一方、夏場の減産期を迎え、前月比ではマイナスに転じる見通し。これと並行して鉄スクラップ購入量も前年同月比でプラスを保つ半面、前月比ではマイナスとなりそうだ。

関東地区に生産拠点を置く電炉メーカー14社15事業所の7月の粗鋼生産は商社まとめで合計35.9万トン程度と推計され、33.7万トン規模だった前年同月を2.2万トン(6.4%)上回る。だが、6月の粗鋼生産は38.2万トン程度で着地したものと推定され、それとの比較では2.3万トン(6.0%)減少しそうだ。

域内電炉15事業所のうち、7月の粗鋼生産量を前月と比べマイナスと計画しているのは7事業所と、全体の半数に迫る。朝日工業、伊藤製鉄所筑波工場、関東スチール、三興製鋼などで、今月の生産は前月を下回りそうだ。これに対し同プラスの生産を予定しているのは2事業所にとどまり、残りの6事業所は同横ばいの生産を計画している。

それらを反映し、関東域内15事業所の7月鉄スクラップ購入量は商社推計で合計35.8万トン程度と計画され、32.9万トン程度にとどまった前年同月と比べ2.9万トン(8.8%)増加する。一方、前月の推計購入量38.0万トンとの比較では2.2万トン(5.8%)のマイナスとなる。夏場の減産期を迎え、域内需要は一服する。

また、6月4週初め(6月28日時点)の関東域内15事業所の鉄スクラップ在庫は商社調べによると合計12.3万トン規模で、同じく週明けであった5月24日時点と比べ2.1万トン(20.9%)増加している。半面、15.1万トンに達していた前年同月との比較では2.8万トン(18.3%)少ない。
last modified : Tue 20 Jul, 2021 [12:42]
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