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HOME >> Topics 一覧 >> July, 2021 >> 02 (Fri)
◇7-9月期、日本の高炭素FeCr購入価格は据え置き
=ポンド当たり164セント、需要の強さが影響
日本のステンレス鋼ミルは2021年7-9月期における高炭素フェロクロムの購入価格について複数の海外フェロクロム生産者と交渉を続けていたが、このほどポンド当たり164.0セントと、前期比横ばいで合意した。

価格が据え置きになった理由について市場関係者は、(1)前回の価格決定以降、市場では高炭素フェロクロムの現物タイトが継続していること、(2)中国を除くアジア圏のフェロクロム需要が強いこと、(3)これから冬場に入る南アでは電力供給の制限でフェロクロムが減産になり易いこと、(4)南アでは割高な冬場電力料金の適用で生産コストが上伸すること、(5)インドのフェロクロム供給には不安があること、(6)依然として海上運賃がジリ高推移であること、(7)欧米でのステンレス鋼需要が強く、日本としては供給の確保が必須だったこと――などを挙げている。

2019年からの価格推移は、◇2019年1-3月期:120セント(前期比12セント下げ)、◇4-6月期:128セント(同8セント上げ)、◇7-9月期:112セント(同16セント下げ)、◇10-12月期:110セント(同2セント下げ)、◇2020年1-3月期:109セント(同1セント下げ)、◇4-6月期:122セント(同13セント上げ)、◇7-9月期:122セント(同横ばい)、◇10-12月期:122セント(同横ばい)、◇2021年1-3月期:125.5セント(同3.5セント上げ)、4-6月期:164.0セント(同38.5セント上げ)、7-9月期:164.0セント(同横ばい)――となった。
last modified : Tue 20 Jul, 2021 [12:42]
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