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HOME >> Topics 一覧 >> July, 2021 >> 05 (Mon)
◇ロシア産7月積み鋼材、輸出税賦課前に安値出回る
ロシア政府が今年8月1日から12月31日まで各種鋼材に対し輸出税を課すことを発表したことから同国ミルは課税前の7月積みで手持ち鋼材の処分に走っている模様である。

政府による鋼材への課税は税収増が目的と伝えられる。ホットコイルの場合、課税率15%若しくは最低115ドル以上の利益がある場合、高い方に課税するとされる。同様に冷延は15%か133ドルとされる。

これを受けてウラジオストクに港を持つMMKなどが主体でアジアにオファーを出している。ベトナム向けではCFR850ドル〜860ドルで10万トンを成約したとの情報がある。また、ミルは不明だが、同程度でブラジル向けに5万トンを成約したとの情報も流れている。

ロシアミルの輸出税課税前の動きであり、日本ミル各社は一過性のものと受け止めており、また、アジア各国ミルも同様の見方とみられ、中国ミルの一部が値下げに動いた以外、動揺はない。
last modified : Wed 21 Jul, 2021 [12:49]
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