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HOME >> Topics 一覧 >> July, 2021 >> 05 (Mon)
◇韓国の国内相場、釜山周辺電炉10,000ウォン値上げ
=釜山地区の軽量Aは53万ウォンに続伸

韓国の国内鉄スクラップ相場は続伸基調を辿っている。日本産スクラップに対する韓国需要家からの引き合いは低調で、韓国向け新規輸出成約価格は反落している半面、環境負荷の低減を目的とした高炉メーカーの市中スクラップ購入を背景に韓国でも上級スクラップ価格が騰勢を強めており、「上級グレードに引っ張られる形で軽量スクラップ価格も上昇している」(韓国の鉄スクラップ業者)。今回の値上げで頭打ち感が徐々に台頭しそうだとの見方も出始めているもようだが、一方では「季節的要因から発生状況は良くない」(同)と指摘され、目先も強含みで推移する公算がありそうだ。

電炉メーカーが集まる同国南部の釜山周辺地域では1日から2日にかけて韓国鉄鋼(KISCO)、大韓製鋼、ワイケースチール、韓国特殊形鋼、セア昌原特殊鋼(新断ちなど一部品種は20,000ウォン)が全品種10,000ウォン(約980円)値上げし、同国の国内相場は7月に入り一段高が進展している。鉄筋販売価格の上昇や、日本産スクラップの輸入減少が国内鉄スクラップ市況の押し上げにつながっているとの指摘も聞かれる。

その結果、釜山周辺地域では2日現在、品質が日本産H2に近いと評価される軽量Aの炉前価格がトン当たり53万ウォン程度に上昇している。為替レートを100ウォン=9.82円と置くと、円建てでは約52,000円に相当する。
last modified : Wed 21 Jul, 2021 [12:49]
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