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◇OMサラワクが一部操業再開を発表
=ビントゥル市から承認、最初は電炉4基体制
OMホールディングスは5日、マレーシアの合金鉄工場OMサラワクがビントゥル市から操業再開の承認を得たことを発表した。最初は電炉4基で再開し、徐々に通常操業へ回復させていく予定でいる。

同社の発表は、(1)5月28日の操業停止以降、第三者による出荷も行っていたが、全ての客先へ不可抗力宣言を通達しており、工場が再開し安定した操業になるまで不可抗力は継続される。(2)同社従業員は現時点で37人がCOVID-19陽性で隔離中だが、残りの従業員は陰性になった。(3)今週、作業再開の許可を得た従業員で4基の電炉を再稼働させるが、今後は人員の確保と関係当局からのさらなる許可で段階的に生産を増やしていく。(4)サマラジュ工業パークではCOVID-19ワクチンの接種が進んでおり、4日時点で同工場の従業員83%が第1回目の接種を終えている――といった内容になっている。

ただ、今後の稼働状態について同社は、”サラワク州の移動管理制限(MCO)延長や、従業員の安全対策の面から見て、短期間で過去の稼働レベルに回復するのは難しい”ともコメントしており、出荷量の回復にはまだ時間がかかりそうだ。

なお、同社では4基の電気炉で生産する内容について、今回の発表では述べていない。
( T.斉藤 )
last modified : Mon 26 Jul, 2021 [14:28]
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