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◇現代製鉄、9月引き渡しディープ・シーを調達
=シムスメタル社から45,000トン
韓国鉄鋼大手の現代製鉄はこのほど、シムスメタル社から米国産ディープ・シー・カーゴを手当てした。成約価格はNo.1HMSベーストン当たり513ドル(CFR)程度で、数量は45,000トン。9月に同社へ引き渡される。

同社が6月に調達したディープ・シー・カーゴはNo.1HMSベース515ドル(CFR)で、それと比べおよそ2ドル小幅に安い。一方、その後韓国向けに決まったディープ・シー・カーゴ成約価格510ドル(CFR)との比較では3ドル程度高いが、先月の成約価格レンジ510〜515ドル(CFR)に収まる水準で、およそ1ヵ月前の成約価格と比べほぼ横ばいで出会いが付いた形となっている。

ただ、同カーゴには20,000トン規模のP&Sが含まれ、P&S価格はNo.1HMSを基準にトン当たり15ドルの品質プレミアムが付いた528ドル(CFR)程度となるもよう。P&S価格を主体に見れば、日本産HSと比べ大幅に割安な価格で調達にこぎつけたと捉えることができそうだ。

品質がP&Sに該当する日本産HSの韓国向け成約価格レベルは、先週時点で59,000〜59,500円(FOB)前後に続伸しており、CFRでは63,000〜63,500円水準。1ドル=110円でドル換算すると、573〜577ドル(CFR)程度に相当する。上記のP&Sとは実質的に45〜49ドル程度、5,000〜5,400円程度の価格差があることから、今回出会いが付いたディープ・シー・カーゴはHSとの比較でP&S価格の割安感が強い成約と評価できそうだ。
last modified : Tue 27 Jul, 2021 [12:16]
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