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◇アジア地域のスラブ価格、CFR850ドル前後
アジア市場のスラブ価格はCFR850ドル前後で推移している模様である。同地域にはロシアやインドなどからのスラブはなくもっぱらマレーシアやインドネシアなどのいわば地場ミルによる商談が僅かに成されている程度。

ロシアはホットコイルに関しては8月1日から年末まで施行される輸出税賦課を前にCFR850ドル前後で処分したとされるが、スラブに関する情報はない。トルコや欧州に向けられたものとみられる。

インドネシア産スラブが8月積みで韓国にCFR860〜870ドルで輸出されたとの情報がある。買い手はPOSCOと伝えられるが、真偽は不明だ。売り手はクラカタウPOSCOとみられるだけにあり得る話でもある。マレーシア産スラブはCFR850ドルといわれる。同国ではコロナの影響で操業が不安定と言われ稼働が上がらず成約数量もはっきりしない。一時に比べると値下がりしているが、ほぼ8月積みが終わり、9月積みとしてはまだ早いことからスラブ商談は端境期に入ったものとみられる。

中国では各高炉の減産情報が流れ始めている。しかし、需要がこれから高まるならば単圧各社は材料を海外から仕入れることになり、中国向けスラブ商談などが生まれることが考えられる。ただ、現状のホット価格から見れば、スラブが700ドル台にならなければ活発に動くことがなさそうだ。ただ、ビレットはCFR700ドル台で商談が始められたとの噂がある。
last modified : Fri 30 Jul, 2021 [10:39]
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