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◇フェレクスポ社、脱炭素化目標を開示
=2050年までに事業活動による二酸化炭素排出正味ゼロに
ウクライナで鉄鉱石ペレット事業を展開しているスイス企業フェレクスポ社は11日、気候変動対策の専門企業であるリカルド社(Ricardo Plc)と協力して、2050年までに事業活動による二酸化炭素の排出を正味ゼロにするとの公約を明らかにした。

また、2030年までにスコープ1とスコープ2を合わせた排出量を、排出量の基準年(2019年)に対して最低でも30%削減し、すでに同業他社と同等とすると公約している。

環境コンサルタントのリカルド社を起用し、科学的根拠に基づく脱炭素目標をグループと共同で策定し、第二段階でカーボン・コミットメントを公表する。

また、リカルド社は、フェレクスポ・グループの既存の気候変動シナリオ報告書を強化し、循環型経済におけるフェレクスポ社の鉄鉱石ペレットの役割を検討する。リカルド社の分析結果は、2022年にグループの炭素削減目標を強化し、気候変動報告をさらに発展させることが期待されている。

フェレクスポ社のジム・ノース最高経営責任者は「鉄鉱石ペレットは、すでに炭素排出量を大幅に削減する機会をユーザーに提供しているが、自社の事業を脱炭素化する明確な意図を示すことが重要だ」とし、「これに基づいて、気候変動にフォーカスし、脱炭素化の重要性の理解の両方を示すために、本日発表された目標を採用した」。

「さらに重要なのは、リカルド社との協力関係だ。リカルド社は、科学的根拠に基づく削減目標と、フェレクスポ社の事業の各方面における脱炭素化の段階のタイムラインを作成するワークストリームを計画している。リカルド社とのコラボレーションにより、スコープ1、2、3の排出量を削減するための目標と明確なロードマップを策定するとともに、市場や規制のリスクと機会の特定、気候変動シナリオのモデル化、製鉄プロセスを超えた当社製ペレットの環境フットプリントの検討を行うことを期待している」などとしている。
last modified : Tue 02 Nov, 2021 [13:55]
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