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◇ヴァーレ、江蘇沙鋼と製鉄ソリューションで覚書締結
=テクノード・プラントの協力など経済的可能性調査
ブラジルの大手資源会社であるヴァーレ社は18日、中国の江蘇沙鋼集団有限公司(江蘇沙鋼)とCO2排出量の削減に焦点を当てた製鉄ソリューションの開発機会を追求することで合意し、覚書を締結したと明らかにした。

両社は、(1)高品位鉄鉱石のように、製鉄プロセスにおいて二酸化炭素排出量の少ない成品を使用する、(2)テクノード・プラント(Tecnored)での協力―――について、経済的な実現可能性の調査を行う。

この取り組みは、2035年までにスコープ3の排出量を15%削減するというヴァーレ社のコミットメントの達成にもつながる。ヴァーレ社はまた、パリ協定に基づき、2030年までにスコープ1および2の絶対量を33%削減し、低炭素鉱業への進化プロセスを先導し、2050年までにニュートラルを達成することを目指している。

〔テクノード社〕テクノード社は、ヴァーレ社の100%子会社であり、従来の製鉄プロセスで使用されている石炭やコークスよりもCO2排出量が少ないバイオマスやシンガス(syn-gas)などのエネルギー源を使用する低炭素な銑鉄プロセスの開発に取り組んでいる。バイオマスを利用することで、中期的には経済的なカーボンニュートラルへの道が開かれるかもしれないとしている。なお、シンガスは、主に水素および一酸化炭素を含むガス状混合物(合成ガス)のこと。
last modified : Tue 09 Nov, 2021 [12:37]
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